匝瑳地区山桑の医光院の境内に曽我兄弟の墓があり、大正3年千葉県の手で建てられた保存碑に由来が記されています。
曽我兄弟のあだ討ちは、父の仇を討った兄弟の物語として、江戸時代中頃盛んに芝居歌舞伎・狂言などで演じられて全国に広まりました。史実は、建久四年(1193)曽我十郎祐成と五郎時致の兄弟が実父河津祐泰を殺害した工藤祐経を、富士の裾野で巻狩りをしていた夜に殺し、宿願を果たしたが自分たちも斬られたという、日本三大仇討ちの一つです。
その後、彼らに仕えていた鬼王丸・団三郎兄弟が曽我兄弟の遺骨を携えて山桑に帰り、墓を建てて弔ったといわれています。
場所 | 匝瑳市山桑108番地(医光院) |
お問い合わせ | 匝瑳市観光協会事務局(☎0479-73-0014) |
駐車場 | 近くに山桑公園野球場(匝瑳市山桑125番地)の駐車場有 |
関連URL | 匝瑳市ホームページ内「伝説と昔話」ページ https://www.city.sosa.lg.jp/page/page001246.html |