豊和地区大寺にある龍尾寺は、寺の名のとおり龍神伝設の寺として知られています。同寺の境内にある薬師堂の前に立っている石灯籠は、古くからの龍神信仰を伝えています。
天平4年(732)、天下は干ばつに苦しめられ、釈明人が印旛沼のほとりで雨乞いの祈祷を行いました。結願の日、雷鳴とともに雨が降り出しました。
その直後、天から三つに裂かれた龍の遺骸が落ちてきました。それを葬って寺を建てたのが、龍角寺(印旛郡栄町)、龍腹寺(印西市)、龍尾寺(匝瑳市)と伝わっています。
また、龍尾寺坂碑は、応永6年(1373)とあり南北朝時代に建てられたことがうかがえます。板碑の大きさは高さ178178cm、幅91cm、厚さ14cmで非常に美しく市内でも貴重な板碑です。
場所 | 匝瑳市大寺1856番地 |
お問い合わせ | 匝瑳市観光協会事務局(☎0479-73-0014) |
日程 | 年中無休 |
駐車場 | 有 |
関連URL | 匝瑳市HP内大寺の龍尾寺ページ https://www.city.sosa.lg.jp/page/page001243.html |